【直葬の費用】費用相場や注意点、より費用を抑えるためのポイントとは

【直葬の費用】費用相場や注意点、より費用を抑えるためのポイントとは

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ご葬儀のこと

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【直葬の費用】費用相場や注意点、より費用を抑えるためのポイントとは

直葬の費用

【直葬の費用】費用相場や注意点、より費用を抑えるためのポイントとは

家族葬のらくおう・セレモニーハウスの葬祭ディレクターの福井です。

ご葬儀というと、故人様が生前お世話になった方々が集まって、大大的に執り行うイメージがあると思いますが、最近は少人数で行う「家族葬」や、お通夜を行わない「一日葬」などの、よりシンプルなご葬儀の需要が高まっています。その中でも、最もシンプルなご葬儀スタイルが、今回ご紹介する「直葬」になります。

今回は、「直葬」にかかる費用相場や、費用を抑えるためのポイントなどをご紹介したいと思います。

家族葬のらくおう・セレモニーハウスの直葬・火葬式プランはこちらをご覧ください。

直葬とは?

まず最初に、直葬がどんなご葬儀なのかを簡単にご説明します。
直葬は、「お通夜」や「告別式」を行わずに、ご遺体を直接火葬場へとお運びし、そのまま火葬をおこなうシンプルで最も費用負担の少ないご葬儀の形です。

直葬の費用相場

続いては直葬にかかる費用相場をみていきたいと思います。
ちなみに、葬儀にかかる費用は、以下のような項目にわかれています。

葬儀にかかる費用 = 葬儀会社に支払う費用 + 火葬場へ支払う費用 + 参列者へのおもてなし費用 + 宗教者へのお礼

これをふまえた上で、直葬にかかる費用の相場を算出すると、約20万円程度になるといわれています。ただし、プラン内容によっても金額は前後するため、20万円よりも安くなる場合もあれば、高くなる場合もあります。

一般葬にかかる平均費用

それでは一般的な葬儀にはどの程度の費用がかかるものなのでしょうか。地方によっても多少の差はありますが、株式会社鎌倉新書の2020年の調査報告によると、一般葬の費用相場は、全国平均で119万1900円というデータがでています。しかしこの金額は、飲食・返礼品費用、お布施を除いた金額です。同じ調査によると、葬儀の飲食にかかった費用は平均31万円・葬儀の返礼品にかかった費用は平均34万円・お布施の額の平均が24万円となっているので、内容にもよりますが、総額で平均200万円前後の費用がかかることがみえてきます。

家族葬・一日葬にかかる平均費用

では、家族葬や一日葬はどうでしょうか。同じく株式会社鎌倉新書による2020年のデータによると、家族や親族など親しい人のみが集まっておこなう家族葬や、お通夜を省略して一日で葬儀をおこなう一日葬の平均費用はともに130万円台となっています。一般葬に比べると大きく費用を抑えられているのがわかりますね。

家族葬のらくおうセレモニーハウスの一日葬

家族葬のらくおうセレモニーハウスの家族葬

上記のデータをまとめると・・・
・一般葬の費用相場:約200万円前後
・家族葬・一日葬の費用相場:約130万円前後
・直葬の費用相場:約20万円前後
となり、直葬の場合の費用負担は、他のご葬儀に比べて格段に少ないことがわかります。

直葬で葬儀費用をおさえられる理由

なぜ直葬が、ここまで大幅に費用を抑えることができるのでしょうか。次はその理由をみていきたいと思います。直葬が費用を大幅に抑えることができるのには以下の3つの要因が考えられます。

1.お通夜と告別式をおこなわない

ご葬儀の費用で大部分を占めるのが、施設利用料や葬儀の施行にかかる費用ですが、火葬のみをおこなう直葬では、お通夜や告別式の会場利用料や施行料がかかりません。施設利用料としては、火葬場利用料と、もしもご自宅等でご遺体を安置できない場合にかかる安置施設利用料のみが必要になります。



2.返礼品を用意する必要がない

参列者が身内のみのため、返礼品にかかる費用を抑えることができます。



3.飲食接待費がかからない

お通夜や告別式をおこなわないため、参列者の飲食接待にかかる費用も抑えることができます。


直葬にかかる費用の内訳

ここで直葬にかかる費用の内訳を、細かくまとめておきます。
・寝台車や霊柩車の費用:約1万円~3万円
・安置費用:約1万円~3万円/日
・ドライアイス代:5千円~1万円/日
・火葬場にかかる費用:無料〜6万円(公営か民営かなどによって異なる)
・棺代:3万円~数十万円
・骨壷代:5千円~3万円

直葬で、より費用を抑えるためには・・・

直葬は、最もシンプルで安価なご葬儀スタイルですが、より費用を抑えるためには、以下のポイントを参考にしてください。

公営斎場を利用する

上記の火葬場にかかる費用には、無料〜6万円とかなり幅がありました。先にも少しふれた通り斎場には公営と民営があり、お住いの自治体の公営斎場であれば、割引価格で利用できるなどのメリットがあり火葬場利用料を安く抑えることができるのです。一方で、費用が安い分予約が取りにくいというデメリットもあるので注意しましょう。もしもご希望の日程があいていれば、公営斎場を利用することでより費用を抑えることができます。



補助制度を活用する

お亡くなりになられた方が加入していた健康保険に応じて、給付金を受けることができます。

・国民健康保険、後期高齢者医療保険の場合:葬祭給付金が受給できます
・上記以外の健康保険に加入していた場合:埋葬費が受給できます

埋葬費は、埋葬にかかった費用のうち5万円を上限として支払われます。
葬祭給付金はお住まいの自治体によっても異なりますが、1万円〜7万円の給付金が支払われます。受給には、国民健康保険への加入期間等の条件が設けられていますので、まずは自治体へ問い合わせてみてください。

これらの給付金は、いずれも申請することではじめて受給できるお金です。申請には期限があり、過ぎてしまうと受給できないため、期限内に必ず手続きをするようにしましょう。

直葬で費用が変動するポイントとは

それ以外に費用が変動するポイントとしては、以下の通りです。

寝台車や霊柩車の費用

お亡くなりになられた場所から、ご自宅や葬儀会社の安置施設へお運びする際の寝台車や、ご自宅等の安置施設から火葬場へお運びする際の霊柩車は、走行距離に応じて費用が変動します。



安置施設代

ご遺体をご自宅で安置することができない場合、葬儀社の安置施設等を利用する必要があり、その場合は、約1万円~程度の安置施設利用料が必要になります。



ドライアイス代

お亡くなりになってから火葬をするまでの間、ドライアイスでご遺体の保全をおこなうことが一般的です。ドライアイス代は1日あたり5千円〜1万円が相場なので、火葬までの日数に応じて多少費用が変動します。



棺代・骨壷代

棺や骨壷にもグレードがあり、金額にも幅があります。どの棺や骨壷を選ぶかによって費用が変動します。

直葬では注意しないといけないことも…!

最後に、補足として直葬の注意点をお伝えします。
費用が安く抑えられ、ご家族様へのご負担も少ない直葬ですが、以下の点はあらかじめ理解しておいたほうが、トラブル防止にもつながります。

ご家族やご親族の理解を得ておく

葬儀といえば、大勢で集まって執り行うものと思っている方もまだまだ少なくありません。ご親族の中には、お通夜や告別式を行わずに火葬場へ直行することへ抵抗があるかたがいらっしゃるかもしれませんので、あらかじめ合意を得ておきましょう。



菩提寺への許可を得ておく

菩提寺がある方は、予め了解を得ておくことをおすすめします。菩提寺によっては、直葬を受け付けてくれないケースも考えられます。もし無断で執り行った場合、納骨を断られることもあるので注意しましょう。



まとめ

いかがだったでしょうか。昨今の新型コロナウィルスの蔓延により、直葬・火葬式の需要はますます高まっています。とはいえ一般的なご葬儀と違い、まだまだ直葬・火葬式の具体的な作法は知られていないと思います。費用感や注意点などを事前に把握しておくことで、故人様との最後のお別れの時間をより有意義なものにできるのではないでしょうか。そのためにも、この記事の内容を参考にしていただけたら嬉しいです。

家族葬のらくおう・セレモニーハウスの直葬・火葬式プランはこちらをご覧ください。

家族葬のらくおう・セレモニーハウス 福井博乃

葬祭ディレクター 福井 博乃

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