お葬式のマナー
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夏の葬儀・火葬の服装はどうする?男女別ふさわしい喪服のマナー
夏の葬儀・火葬の服装はどうする?男女別ふさわしい喪服のマナー
家族葬のらくおう・セレモニーハウスの葬祭ディレクターの福井です。
暑い夏の時期に葬儀に参列する場合、服装で悩まれる方も多いと思います。
「半袖を着てもいいの?」
「ジャケットは脱いでもいいの?」
など、夏の暑さにどう対処すればよいかが気になるところだと思います。
夏は夏用の喪服を着用するなど、暑さ対策をしながらマナーを守って参列することが大切です。暑いからといって着崩してしまうのはマナー違反となってしまうため注意しましょう。
今回は、夏の葬儀や火葬でふさわしい服装のマナーを男女別に解説します。お子さんの服装についてもお伝えしますので、これから葬儀に参列するご予定のある方は、ぜひ参考にしてください。
男性の服装
【服装】
●スーツ
ブラックスーツで光沢のないものを着用します。お通夜であれば濃紺やダークグレーのスーツでも許されますが、葬儀・告別式には必ずブラックスーツを着用しましょう。
●シャツ
無地の白シャツを着用します。
NGなシャツ
✖️開襟シャツ ✖️カラーシャツ ✖️折が入っているデザイン ✖️柄シャツ
●ネクタイ
黒一色
※ネクタイピンはつけません。(家紋は可)
※ストライプなどの柄が入っているものでも目立たなければ可となります。
※家紋入りの黒ネクタイは可となります。
【靴】
●靴
黒いシンプルな革靴
※つま先部分に横一文字のラインがあるストレートチップまたはつま先部分にラインがないプレーンなタイプの靴を選びましょう。
NGな靴
✖️エナメルの靴 ✖️スタッズのついている靴 ✖️クロコダイルなど動物の型押しがあるもの ✖️Uチップ(つま先部分にU字の装飾があるもの)✖️ウィングチップ(つま先部分に翼のような切り替えがあるもの)
●靴下
黒無地の靴下
【アクセサリー・小物】
●バック
男性は葬儀にバックを持っていかないことがマナーとなっています。ハンカチや数珠など必要なものはポケットに入れて持ち歩きましょう。もし会社帰りに参列する場合は、手持ちのバックを駅のロッカーなどに預けて参列するとよいでしょう。
●その他のアクセサリー
基本的には目立つアクセサリーは、はずしていきますが、結婚指輪はつけていても問題ありません。時計もデザインや色柄が主張しすぎるものははずしていきましょう。また、シャツにカフスボタンをつけたい場合は、色柄のない黒一色のものを選びます。
女性の服装
【服装】
ブラックフォーマル(アンサンブル/ワンピース)またはブラックスーツを着用します。
アンサンブルやワンピースのスカート丈は、膝下丈のものを選びます。またワンピースも一枚ではなくジャケットやボレロとセットで着用します。
【靴】
●靴
黒い本革または合成皮革や布製の黒いパンプスを着用します。光沢のないものを選んで着用しましょう。ヒールは3~5cmの太めのものがベストですが、足を痛めてしまうなど不安がある場合はぺたんこの靴や低めのヒールでも問題はありません。体調に合わせて選びましょう。
NGな靴
✖️エナメルの靴 ✖️スタッズのついている靴 ✖️クロコダイルなど動物の型押しがあるもの ✖️ピンヒール ✖️5センチを超えるヒールの靴 ✖️ウェッジソール ✖️スタックヒール
●ストッキング
夏場でも黒いストッキングは必須です。基本的には30デニール以下のものを着用するのがマナーです。夏はより薄手のものを選ぶことで、暑さに備えましょう。
【アクセサリー・小物】
●バック
黒い布製のバック
NGなバック
✖️光沢のあるもの ✖️革製品 ✖️クロコダイルなど動物の型押しがあるもの
●その他のアクセサリー
装飾品は、結婚指輪とパール以外はNGです。またパールも1連のものに限ります。2連のものは「不幸を繰り返す」ことを意味するため葬儀では避けるようにしましょう。
【メイク】
基本的にはナチュラルメイクで、華美なメイクは避けましょう。派手な色のマニキュアも控えるのがマナーです。また、髪の毛が肩にかかる場合は、一本にまとめるようにします。
お子さんの服装
【服装】
子供用の喪服もありますが、お子さんは必ずしも喪服でなくても問題ありません。制服のあるお子さんは制服を着用し、未就学児や制服のないお子さんは黒白のモノトーンもしくは制服風のコーディネートにします。
●男の子
白シャツ+黒/紺/グレーのパンツ
黒/紺/グレーの長めの靴下
黒い靴(なければ派手でないスニーカーやローファー)
●女の子
黒/紺/グレーのスカート/ワンピースまたは白襟のワンピースで光沢のないもの。
黒/紺/グレーの長めの靴下
黒い靴(なければ派手でないスニーカーやローファー)
※小さいお子さんで白シャツが着慣れていないお子さんは、ポロシャツを着用しても問題ありません。
※靴下はくるぶし丈のものはNGです。また女の子のニーハイソックスなども避けた方がよいでしょう。
夏の葬儀・火葬の服装で気をつけること
夏でもジャケットは着用?
夏は、暑さでついジャケットを脱いでしまいたくなりますが、葬儀ではジャケット着用がマナーとなっているため、基本的には男女問わず葬儀会場でジャケットは脱がないようにします。女性でワンピースの上にジャケットやボレロをはおらずに参列してしまう方もいらっしゃるようですが、マナー違反となってしまうので注意しましょう。
ただ、待合室での待機時やバスなどでの移動時はジャケットを脱いでも問題ありません。
とはいえ会場は室内で冷房がきいていますので、上着がないと逆に寒いということも考えられます。そのため夏でも上着を持参し、式中やあらたまった場では脱がないよう気をつけましょう。
しかし最近は、熱中症への懸念からジャケットの脱衣が認められることもあります。その際は何らかの形で喪主や司会者からアナウンスがありますのでそれに従いましょう。
【どうしても脱ぎたい場合は?】
暑さの感じ方は人それぞれです。人によってはその日の体調で、どうしても耐えられないこともあると思います。そのような時には我慢せず、周囲に配慮しながら必ずジャケットを脱ぐようにしましょう。マナーも大事ですが、それ以上にお身体が第一ですので、体調がすぐれない時にはご自身の体調を最優先にしてください。
家族葬などで喪家から上着の着脱が認められている場合もある
家族葬や一日葬、火葬式などの身内中心の葬儀では、ジャケットの着脱が認められていることも少なくありません。喪家からジャケットの着脱を認められている場合は、無理に上着を着用する必要はありません。
半袖はマナー違反?
【男性の場合】
男性の場合、夏場は会社では半袖シャツを着用する人も多いと思います。しかし葬儀に参列する場合は、夏でも長袖シャツを着用するのが基本的なマナーです。肌の露出が多いものはカジュアルとみなされてしまうため葬儀には適していません。しかし、どうしても暑さが気になるという方は、ジャケットの下に半袖シャツを着るという方法もあります。葬儀ではジャケットは脱がないのがマナーですので、気付かれることは少ないでしょう。
【女性の場合】
葬儀では、袖の長さが長いほど格式が高く、短いほどカジュアルな印象になります。
女性用の喪服には、半袖のワンピースにジャケットやボレロがセットになったものも多く見受けられますが、もし、夏の暑さ対策で短い袖のものを購入するのであれば、5分袖または7分袖の肘が隠れる袖丈のものを選びましょう。
夏用の喪服は何月から?
夏用の喪服を着用するのは6月から9月の間と思っておきましょう。衣替えの時期が目安となります。現代は、6月1日に夏服に衣替えをし、10月1日に冬服に衣替えをするのが一般的です。
夏の暑さ対策のための服装選びのポイント
暑さが気になる夏の葬儀には、インナーに冷感タイプのものを選んだり、通気性の良い夏用の喪服を選ぶなど、素材選びで暑さ対策をするのがオススメです。またゆったり目のサイズの方が、ぴったりしたものよりも風通しが良くなります。サイズ選びはゆとりを重視し、体感温度を下げるのも効果的です。
ただ夏の葬儀は、外は暑くても室内はエアコンがきいていて寒く感じることも考えられるので、暑さと冷えのどちらにも対応できるようにしておくことが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、夏の葬儀に参列する際のふさわしい服装について男女別にお伝えしてきました。葬儀の服装マナーは、基本的には季節によって変わることはありませんが、夏は暑さ対策、冬は寒さ対策が必要になります。暑い夏はマナーを守りながら、熱中症やエアコンによる冷えに備えることが大切です。特に小さいお子さんやご高齢の方とご一緒に参列される場合は、充分な体調管理と臨機応変な対応を心がけましょう。
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