【家族葬のらくおう・セレモニーハウス】家族葬と密葬との違いとは?定義や注意点を解説します。

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ご葬儀のこと

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【家族葬と密葬との違い】とは?定義や注意点を解説します。

家族葬と密葬との違いは

家族葬と密葬との違いとは?定義や注意点を解説します。

家族葬のらくおう・セレモニーハウスのご葬儀相談員の川端です。
らくおう・セレモニーハウスでは、関西地域で日々たくさんのお客様の家族葬をお手伝いさせていただいています。家族葬とは「家族などの近親者だけで執り行う葬儀」のことをいいますが、よく密葬と混同されがちです。この2つの葬儀形式は、似ているようで実は大きな違いがあります。今回は意外と知られていない家族葬と密葬の違いについて、その流れや規模感、注意点などもまじえて解説したいと思います。

家族葬・密葬の定義

それではさっそく家族葬・密葬の定義についてお話しします。

家族葬とは

実は「家族葬とは」という明確な定義はありません。一般的にご家族や限られたご友人の方だけで執り行う葬儀のことを、家族葬といっています。家族葬という言葉がうまれたのは1990年代のことで、その後、時代の変化とともにじわじわと知名度をあげ、今ではメジャーな葬儀の一形式になりました。最近はコロナ時代のお葬式としても注目されています。

密葬とは

一方で密葬は古くからある葬儀形式で、ご家族やごく近しい人だけを集めて内々に執り行う葬儀のことをいいます。本葬の前に、親しい方々だけで静かにお別れをしたいというニーズにこたえるためのもので、本葬やお別れ会とセットで開催されます。

家族葬・密葬の流れ、一般葬との違い

家族葬や密葬では、何か特別な儀式などがあるのか気になっている方もいらっしゃると思います。続いては家族葬や密葬の流れや、一般葬とどのような点が違うのかなどをみていきたいと思います。

基本的な流れは一般葬と変わらない

家族葬も密葬も、基本的な流れは一般葬と変わりません。具体的には、お迎え → 規模やご予算などのお打ち合わせ → ご遺体の安置 → お通夜 → 告別式 → 火葬場へ出棺という流れになります。最近では、火葬 → お骨上げ後に、初七日法要を繰り上げて当日に行われる方も増えています。家族葬だから、密葬だからといって特別な儀式があるわけではなく、ご葬儀の内容そのものは一般的な葬儀と同じと思っていただいて大丈夫です。



一般葬との違いは参列者の範囲

では家族葬や密葬は、一般葬とどのような点において違いがあるのでしょうか。それは、訃報を知らせる人の範囲です。一般葬では可能な限り多くの人に知らせる必要があるため、時には新聞の死亡欄に広告をだす場合もあるほどですが、家族葬や密葬はごく近しい人だけにお知らせをすればよいので、一般葬にくらべて事前準備や当日対応の負担も少なく、故人との最後のお別れの時を静かに迎えることができるという点がメリットになります。

家族葬と密葬の違い

ここまでの内容で、家族葬も密葬も葬儀の内容は変わらず、参列者を限定して開催するという点でも共通していることがわかりました。続いては、この2つの葬儀の違いをみていきましょう。

密葬は葬儀後に本葬を行う

家族葬が単体で成立する葬儀であるのに対し、密葬は後日開催される本葬やお別れ会とセットであることが前提の葬儀のため、基本的に密葬だけを執り行うということはありません。そこが家族葬と密葬の大きな違いです。



密葬=秘密の葬儀

密葬には文字通り“秘密”にするという意味合いが含まれます。そのためたとえば有名人や著名人、大企業の社長などが亡くなられた場合などに、密葬が執り行われるケースが多いです。特に芸能人などの場合、マスコミやファンが訪れる可能性もあるため、本葬はかなり大がかりになるでしょう。その前に近親者だけでゆっくりお別れがしたいということで、密葬が執り行われます。そして当然密葬については、近親者以外には口外されません。このように誰にも邪魔されずに親しい人たちが静かに故人とのお別れをするため、秘密裏に執り行われる葬儀が密葬なのです。もちろん家族葬も口外は歓迎されませんが、密葬ほど厳密ではありません。そのため、もしあなたが密葬に参列する側の方であれば、そのことを誰にも口外しないというのが重要なマナーになります。

家族葬・密葬で注意しなければいけないこと

ここまで2つの葬儀形式の違いをみてきましたが、次はそれぞれの葬儀の注意点についてです。家族葬・密葬で葬儀を執り行うと決めた場合は、後々のトラブルを避けるためにも、以下の点に気をつけましょう。

家族葬の注意点

前述のとおり、家族葬の基本的な流れは一般のご葬儀と変わりませんが、家族葬の場合にはいくつか注意しておきたいことがあります。

●葬儀社選びは家族葬に慣れている葬儀会社を選ぶ
できれば家族葬プランのある葬儀社を選びましょう。そのほうが費用も安く抑えられますし、経験が豊富な分、安心して任せることができます。

●菩提寺への連絡を忘れずに
菩提寺によっては、家族葬を受け付けていない場合があります。家族葬を執り行うと決めたら、まずは菩提寺に連絡しましょう。

●参列者をどこまで呼ぶかという問題
先に触れた通り、訃報をお知らせする人をどこまでにするかは、家族葬において最も悩ましいことです。密葬はあとから本葬がありますが、家族葬にはありません。参列できなかった方に寂しい思いをさせてしまったり、お知らせしないことが失礼にあたってしまうというケースも考えらます。誰にお知らせするかの判断に迷ったときには、まず葬儀会社に相談してみるのがよいでしょう。

●弔問への備え
家族葬の場合、参列者を限定することから、葬儀に参列できなかった人が訃報を知り、あとから自宅に弔問に訪れるケースが通常より増えることが予想されます。そのため、葬儀後の弔問客対応については、ある程度心構えをしておくとよいでしょう。

密葬の準備で注意すること

密葬の場合も、葬儀の基本的な流れは同じですが、葬儀後、本葬の準備が加わることになります。また、密葬の場合、秘密裏に行われるため、参列する側にも配慮やマナーが要求されます。

●密葬に慣れている葬儀会社を選ぶ
情報が外部に漏れてしまうなどのトラブルを避けるためにも、斎場や葬儀社は慣れているところを選びましょう。

●参列者へは密葬であることを伝える
参列者は葬儀を秘密にする必要があるため、必ず密葬であることを伝えましょう。

●菩提寺への連絡を忘れずに
家族葬同様、菩提寺がある場合は連絡をしておきましょう。

挨拶状は必ず送る

そのほか、家族葬・密葬に共通して注意しなくてはならないこととして挨拶状の送付があります。家族葬・密葬の場合は、ごく限られた人しか葬儀に参列できないため、故人を知る人の中には亡くなったことをあとから知り、残念に思う方もいらっしゃいます。そのためご参列いただかなかった関係者には、生前のお礼をこめて挨拶状をお送りしましょう。またそれをみて弔問に訪れる方もいらっしゃるため、葬儀後は、お部屋の掃除やおもてなしの準備などもしておくと、いざという時に慌てずにすみます。

家族葬・密葬の規模について

家族葬・密葬は小規模な葬儀というイメージがあると思います。実際そうなることがほとんどですが、必ずしも小規模でなくてはいけないということではありません。

家族葬・密葬の人数制限はある?

ひとくちに近親者のみのご葬儀といっても、総勢50名が参列する場合もあれば、ご家族様5人だけの場合もあります。家族葬・密葬の定義は、あくまでも家族を中心とした親しい方々だけで執り行われる葬儀ですので、人数の縛りはありません。ただ葬儀会社によっては30名までという人数制限をもうけているプランも多いため、大人数の家族葬をお考えの方は注意が必要です。ちなみにらくおうでは、最小で1〜10名までのプランから、最大で50〜90名までのプランまで、幅広い人数に対応した家族葬プランをそろえています。
らくおうの家族葬・料金プランについてはこちらをご覧ください。

まとめ

今回は、家族葬と密葬の違いについて解説しました。ひとむかし前と比べて、最近はさまざまな葬儀形式があり、ニーズにあわせて選ぶことができるようになりました。ご葬儀プランを迷われている方は、まずは「こんな葬儀にしたい。」というイメージを、葬儀会社に相談してみることからはじめてみてください。今回の記事が、少しでも葬儀プラン選びの参考になれば嬉しいです。

家族葬のらくおう川端勇気

コールセンター 川端 勇気

コールセンター 川端 勇気

数ある葬儀社の中で弊社を検討していただき、ありがとうございます。スタッフ一同お客様より心からの「ありがとう」をいただける…

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