親が亡くなったらやるべきことー 時系列でわかるリストあり

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ご葬儀のこと

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親が亡くなったらやるべきことー 時系列でわかるリストあり

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親が亡くなったらやるべきこと

家族葬のらくおう・セレモニーハウスの葬祭ディレクターの東條です。
誰もが経験する身内の死。
中でも、親の死は人生にそう何度も経験することではありません。実は、亡くなったその日から二週間以内にやるべきことはたくさんあるのですが、実際は「何から手をつけて良いかわからない」という方が大半だと思います。

本日は、親の死後残されたご家族様がするべき行動を、時系列にまとめてご紹介します。ぜひ、ブックマークやプリントをしてご活用ください。

全体の大まかな流れ

親の死後にすべきことは、死後2週間以内に発生する「事務手続き」と2週間以降に発生する「相続手続き」に分けることができます。今回は前半の事務手続きについて詳しくご紹介します。まずは、どのタイミングで何をすれば良いか、全体の流れを把握しておきましょう。

死亡当日

・死亡診断書の受け取り
・近親者への連絡
・葬儀社への連絡
・(病院で亡くなられた場合は)退院手続き
・ご遺体搬送


2日目

・死亡届提出
・火葬許可書取得
・お通夜


3日目

・ご葬儀
・火葬
・火葬済証明書取得
・初七日の法要


※葬儀社が決まれば、2.3日目の部分は葬儀社にお任せまたは相談しながら進めることができます。


5日目以降

・葬儀社への支払い(葬儀社によっては葬儀当日に清算する場合もあります) ※領収書を必ずもらいましょう。
・遺言書の検認 ※公正証書でない遺言書がある場合


10日目

・役所/年金事務所/警察署等での各種手続き


10日以降~

・故人様の諸契約の解約・名義変更手続き
・生命保険手続き
・遺産相続手続き
・香典返し等の手配
・四十九日法要の手配


大まかな流れがわかったところで、次はそれぞれの詳細を見ていきましょう。

1日目

①死亡診断書の受け取り

親が亡くなったら最初にすべきことは主治医(または警察)から死亡診断書を受け取ることです。受け取ったらコピーを何枚かとっておくとその後の手続きがスムーズです。


※死亡診断書のコピーは葬儀社が代行してくれる場合もあります



②近親者への連絡

次に親戚や職場、ご友人、近所の方などへお亡くなりになったことを伝えます。



③葬儀社への連絡

葬儀社を選定し連絡します。
この時「近親者のみの家族葬」や「簡素な葬儀」または「盛大に」など、ご葬儀についての故人様の希望がある場合はそちらを尊重し、葬儀の規模やスタイルを決めます。


豆知識ー葬儀スタイルにはどんな種類があるの?
・一般葬・・・参列される方に制限をかけないご葬儀
・家族葬・・・参列される方に制限をかける、主に近親者のみのご葬儀
・一日葬・・・お通夜を省略し、1日のみで行うご葬儀
・火葬式/直葬・・・式典は行わず火葬のみを行うご葬儀



④ご遺体搬送

病院等に安置できるのは数時間程度となっていますので、退院手続きをし、ご遺体をご自宅または葬儀社の安置施設へ搬送します。

2日目

⑤市役所にて死亡届を提出・火葬許可書を取得する

葬儀社が決まっていれば代行してくれる可能性が高いので、まずは葬儀社に確認しましょう。葬儀社が決まっておらず自分で申請が必要な場合は下記を参考にしてください。



〜自分で提出が必要な場合〜

死亡届

多くの場合、①で取得した死亡診断書の左側が「死亡届」となっています。そうでない場合は役所の窓口で死亡届を取得し、記入後提出します。
死亡届と死亡診断書はセットで提出が必要となりますので、紙が分かれている場合は対のものとして割印が必要になる場合がありますのでご注意ください。

・届出人となる人
同居する親族がいる場合はその方が届出人となります。(いない場合は、親族以外の同居者、家主・地主・土地の管理人・同居していない親族・後見人の順番で優先順位が高い人が行います)

・届出先
届出先は以下のいずれかです。
1. 死亡地の役所
2. 故人の本籍の役所
3. 届出人の住所地の役所



火葬許可書

死亡届を提出すると、その場で火葬許可証が発行されます。火葬場へ提出が必要な書類となりますので、必ず葬儀社に渡しましょう。

2〜3日目

⑥お通夜〜葬儀〜火葬〜初七日法要

上述の通りこちらも基本的には葬儀社にお任せすることができます。ただし参列者のお出迎えやお見送り、喪主挨拶等はご家族様が行うことになります。葬儀スタイルや祭壇、弔電の管理、その他の進行と合わせて葬儀社と相談しながら進めましょう。


※注意点※
火葬の際に火葬証明証が必要になります。必ず持参するのを忘れないようにしましょう。
また、火葬後に火葬場からもらう「火葬執行証明」は、納骨時に墓地に提出するため大切に保管しておきましょう。

5日目〜

⑦葬儀料金の支払い

葬儀費用は多くの場合、葬儀後一週間以内に葬儀社から送られてくる請求書をもとにお支払いをします。最近では当日に清算する葬儀社も増えています。


※注意点※
この時、必ず領収書をもらい、明細書もあれば一緒に保管しておきましょう。後日葬祭費の手続きを行う際に使用します。



⑧遺言書の検認

こちらは相続にも関わることです。公正証書による遺言は検認の必要はありませんが、もしも公正証書によらない遺言書を見つけた場合は、死後一週間以内に、故人様のお住まいの住所地の家庭裁判所に検認してもらいましょう。

〜10日目

⑨役所/年金事務所/警察署等での各種手続き

葬儀が終わり、ひと段落ついた時期に、各種申請手続きを行いましょう。中には死後10日以内、14日以内など期限が決められているものもあるので、この時期にまとめて行ってしまうのがおすすめです。



故人様本籍地の役所にて

除籍謄本を取得する


※注意点※
予備として2〜3枚取得しておくことをおすすめします。



故人様住所地の役所にて

窓口・・戸籍住民票担当
住民票徐票手続き


窓口・・国保・後期高齢者医療費担当
健康保険証の返却/資格喪失届の提出
葬祭費支給届の取得
(該当者のみ)高額療養費支給届の取得


窓口・・介護保険担当
(該当者のみ)介護保険証の返却
(該当者のみ)資格喪失届の提出
(該当者のみ)送付先変更届の提出
(該当者のみ)還付金の申請


窓口・・障がい担当
(該当者のみ)障害者手帳の返却
(該当者のみ)未払手当等の申請



年金事務所にて

年金受給者死亡届の提出 ※国民年金=14日以内/その他=死後10日以内が期限
未支給年金の請求
遺族年金の請求


年金の手続き詳細についてはこちら



最寄りの警察署にて

(該当者のみ)運転免許証の返却

10日目〜

以下は早めにやっておくにこしたことはないのですが、少し落ち着いたこの時期に片付けてしまいましょう。

⑩各種諸契約の解約・名義変更手続き

そのまま放っておくと料金がかかってしまうような、携帯電話・インターネット契約、電気・ガス・水道料金など、故人様が契約していた各種サービスの解約手続きも忘れずに行いましょう。



⑪生命保険手続き

故人様の保険証券をもとに必要であれば解約手続きを行い、死亡保険については受取人となっている方が保険会社等に連絡し手続きを行います。



⑫香典返し等の手配

家族葬の場合は香典を省略する場合も多いですが、それでも習慣でお持ちになる方もいらっしゃいます。香典返しは、いただいた金額の半分〜三分の一相当をお返しするのが一般的です。また、供花や弔電をいただいた場合も同様にお返しを忘れないようにしましょう。



⑬四十九日法要の手配

死後二週間頃から、法要の手配を始めます。僧侶と日程をすり合わせたり、親族への連絡をしたり、必要であればお料理やお返しの手配などを行います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

死後10日ほどの間に、こんなにもたくさんのことをこなさなくてはならないことに驚かれたのではないでしょうか。ただこれらの事務手続きは、いつ・どこで・何をするかを把握してさえいれば、あとは必要な時に必要なことをするだけです。また葬儀社によっては、アフターサポートが充実している会社もあります。早めに葬儀社を決めて、相談しながら進めていくとより安心かもしれません。

家族葬のらくおう・セレモニーハウスでは、葬儀前から法要まで、自社スタッフがすべてフルサポートしています。24時間いつでもお気軽にご相談ください。
0120-40-8343

らくおうはアフターサポートも無料で行っております。
香典返しや葬儀後の各種事務手続きについてなどお気軽にご相談ください。
アフターサポート詳細はこちらをご覧ください。

次回は「親の死後、相続の手続きはどうすればいいの?」というみなさんが一度は経験する相続の疑問について、詳しくお応えしていきたいと思います。

葬祭ディレクター東條大輔

営業部 東條 大輔

営業部 東條 大輔

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