ご葬儀のこと
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安置とは?費用や流れ、搬送についても説明します。
安置とは?費用や流れ、搬送についても説明します。
家族葬のらくおう・セレモニーハウスの葬祭ディレクター北村です。
身内がお亡くなりになられた際、葬儀社から「ご葬儀までの間のご遺体安置場所はどうしますか?」などと聞かれることがあります。お亡くなりになられた方を、一定の場所に据え置くことを「安置(あんち)」といいますが、ご逝去後の限られた時間内で、ご家族様はさまざまなことを決めなくてはなりません。その中の一つが安置場所です。
今回は「安置」の意味や内容はもちろん、は安置場所にはどのような選択肢があるのか、またその場所へは搬送するまではどのような流れを踏むのかなどについてお伝えしたいと思います。
安置とは
ご遺体を一定期間据え置いておくことを安置といいます。具体的には、お亡くなりになられてから、ご遺体を棺に納める(納棺する)までの間に、適切な処置を施してから安置します。またその場所のことを安置場所、安置施設または霊安室などといいます。
病院でお亡くなりになられた場合
病院にも霊安室はあります。ご臨終から2〜3時間程度であれば、病院内の霊安室を利用することができますが、それ以上の期間、ご遺体を病院で預かることはできません。そのためご家族様はこの2〜3時間の間に葬儀社を決め、葬儀までにご遺体を安置しておく場所を決める必要があります。
安置場所の選択肢と費用の目安
安置場所は大きく分けて以下の3つの選択肢があります。
①ご自宅
②葬儀社や斎場の安置施設
③民間業者の安置施設
それぞれのメリット・デメリットと、費用の目安をお伝えします。
①ご自宅で安置する場合のメリット・デメリット
【メリット】
✔︎故人様の近くで葬儀までの時間を過ごせる
✔︎施設利用料がかからない
【デメリット】
✔︎住環境によっては自宅安置が難しい場合がある
✔︎弔問客が訪れることがあるため部屋をきれいに保っておく必要がある
✔︎ご遺体の管理もご家族様がすることになる
【費用目安】
安置施設利用料 無料
ドライアイス使用料 10,000円~20,000円/1日
枕飾り料金 10.000円〜30.000円
搬送料 10kmまで=12,000円~20,000円、10kmごとに2,000円~5,000円が加算などが一般的
※葬儀社のセットプランの場合、最初の10kmまではセット料金に含まれていることが多いです。
ポイント
ご自宅で安置する場合の最大のメリットは、葬儀までの時間を故人様の近くでよりそって過ごすことができるという点です。また安置施設の利用料がかからないというメリットもあります。ただし、故人様の枕元に枕飾りの代金が必要になります。ちなみに枕飾りは葬儀社に依頼すると用意してくれます。
またご自宅で安置する場合、安置できるスペースがあることが絶対条件となります。特に夏場などはご遺体の腐敗の恐れがあるため、冷房のきく部屋でないと安置が難しいこともあります。またマンションなど集合住宅にお住まいの場合は、そもそもご遺体の搬入が可能かどうか、事前にマンションの管理規約を確認する必要があります。規約で制限されていない場合は法律的には問題はありませんが、ご遺体を搬入する旨は大家さんや管理会社に報告しておきましょう。また自宅での安置は、親戚や近所の方などがご自宅に弔問に訪れることもあるため、部屋をきれいにしておくなど気遣いも必要になります。
②斎場・葬儀社の安置施設で安置するメリット・デメリット
【メリット】
✔︎ご遺体の管理を葬儀社または斎場に任せることができ安心
✔︎安置施設で面会ができるため自宅での弔問客対応が不要
✔︎同じ場所で葬儀が行えるため搬送が少なくて済む
【デメリット】
✔︎施設利用料がかかる
✔︎面会時間が決まっていて好きな時間に面会できないことが多い
【費用目安】
安置施設利用料 5,000円〜30,000円/1日
※公営の場合はもう少し安くなる場合もあります。
ドライアイス使用料 10,000円~20,000円/1日
搬送料 10kmまで=12,000円~20,000円、10kmごとに2,000円~5,000円が加算
※葬儀社のセットプランの場合最初の10kmまではセット料金に含まれていることが多いです。
ポイント
斎場・葬儀社の安置施設であれば、ご遺体の管理を任せることができ安心です。またご遺体の搬送回数が少なくてすむ点もメリットです。葬儀社のセットプランには一定の距離の搬送料が含まれている場合も多いですが、それをオーバーすると料金が発生します。そのため搬送回数を少なくすることで料金を抑えることにもつながります。
またご自宅に安置した時のように弔問客のために部屋をきれいに保ったりおもてなしをする手間はかかりません。その代わり面会時間が決められている場合が多いため、融通をきかせることは難しい場合が多いです。
③民間業者の安置施設で安置するメリット・デメリット
最近では、ご遺体の安置だけを専門に行う業者も増えてきています。「ご自宅で安置することが難しい」「斎場の安置施設の空きがない」「落ち着いて葬儀の内容を考えたい」などさまざまな理由から民間の安置施設を利用する方がいます。
【メリット】
✔︎斎場や葬儀社の安置施設より面会時間に関する制限が少ない
✔︎一時的に安置したいという方にも便利
✔︎ご遺体の管理を任せることができ安心
【デメリット】
✔︎施設利用料、搬送料を含め費用がかさむ場合がある
✔︎必ずしも自宅から近い場所に施設があるとは限らない
✔︎別途葬儀社を手配しなくてはならない場合はその分手間がかかる
【費用目安】
安置施設利用料 10,000円前後(各業者によって料金設定に幅があります。)
ドライアイス使用料 10,000円~20,000円/1日
搬送料 10kmまで=12,000円~20,000円、10kmごとに2,000円~5,000円が加算
※葬儀社のセットプランの場合最初の10kmまではセット料金に含まれていることが多いです。
ポイント
民間の安置施設は、斎場の安置施設よりも制限が少ないことが多いため︎制限が少ない分、身内の方々が故人様との時間を自由に持てるというメリットもあります。また、落ち着いて葬儀の内容を考えたいなどの理由から一時的に安置しておく場所としても利用されています。専門スタッフがご遺体の管理をしてくれるため安心ですが、必ずしも自宅の近くにあるとは限らないため注意が必要です。また、中には家族葬や直葬を行える業者もあるようですが、そうでない場合は別途葬儀社を手配する必要があるため費用も手間もかかってしまいます。
臨終から搬送〜安置までの流れ
続いては、お亡くなりになられてから安置場所へ安置されるまでの流れをみていきます。
病院でお亡くなりになった場合
①臨終・・・医師による死亡診断書の発行
②病院内の霊安室に一時安置
③葬儀社と安置場所を決める
④葬儀社がお迎えにあがり安置場所へお運びする
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ご自宅でお亡くなりになられた場合
①臨終・・・かかりつけ医による死亡診断書の発行
※死亡診断書が発行されるまでは、絶対にご遺体を動かさないよう注意しましょう。
②葬儀社・安置場所を決める
③葬儀社がお迎えにあがり安置場所までお運びする。
※安置場所がご自宅の場合でも葬儀社がご自宅に伺い、ドライアイスの処置などを行います。
ちなみに、もしも療養中ではなくご自宅で急死された場合などは、病院ではなく警察に連絡し「死体検案書」を発行してもらいます。
ご遺体安置の期間について
ご遺体を安置する期間は、状況によっても変わります。
日本ではご臨終から24時間は火葬してはいけないという決まりがあるため、最短でも1日は安置の期間が必要です。安置期間は一般的には2〜3日であることが多いですが、火葬場の空き状況やご家族様のスケジュールの都合で葬儀日程を遅らせた場合などは、その分安置期間が延びることになります。また最近は、地域にもよりますが、火葬場の予約が取れない「火葬まち」が社会現象化しているため、場合によっては安置期間が1週間や2週間の長期に及ぶ場合も考えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
安置場所の選定には、それぞれメリットやデメリットがあり、かかる費用も異なります。また住環境によってはご自宅での安置が難しい場合もあるため、マンションなどの集合住宅にお住まいの方は、管理会社への確認が必要です。
大切な方を亡くされて、ただでさえ大変な中、葬儀社の選定や安置場所の決定をしなくてはならないご家族様のご心労は計り知れません。慣れない手続きが多く大変お疲れかと存じますが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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