喪章とは?お葬式で付ける黒いリボンや腕章の役割や付け方を解説

ご葬儀のこと

喪章とは?お葬式で付ける黒いリボンや腕章の役割や付け方を解説

家族葬のらくおう・セレモニーハウスの葬祭ディレクターの川端です。

神社とお寺はよく似ていますが、実はまったくの別物です。神社には神様がいて、お寺には仏様がいると聞いたことがあるかもしれませんが、神社とお寺の違いには宗教が関わっています。
今回は、神社とお寺の違いを参拝方法や建物の造り、宗教者の違いなどの具体例を出しながら解説していきます。
神式と仏式の葬儀の違いについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

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喪章とは黒い布でできたリボンや腕章のことで、お葬式の際に喪主や親族といったご遺族側が身につけるものです。喪章をつける人の範囲に特にルールはありませんが、故人様からみて4親等までの親族を目安につけることが通例となっています。

ただしあくまで通例ですので、ご遺族の判断でそれ以外の親族や、葬儀の受付スタッフがつける場合などもあります。一般的に受付スタッフは、ご遺族ではなく近所の方や会社の同僚などが務めることがほとんどですが、ご遺族側のスタッフであることを表す目的で、喪章をつける場合があるようです。

このように喪章はご遺族側であることを表す象徴としても機能しています。また喪章は必ずつけなくてはならないものではなく、あくまで選択肢の一つであることを念頭に置いておきましょう。もし、葬儀を執り行う立場で、喪章をつけるべきか、あるいは誰に喪章をつけてもらうべきかなどで迷われた場合は、葬儀社に相談してみるのがよいでしょう。

喪章の役割

喪章は、故人様への弔意を表すために喪家側がつけるものですが、先に触れたとおり、喪家と一般参列者を区別するという役割も担っています。

というのも、明治時代に入って西洋化が進むまでは、喪主や親族は故人様と同じく白い喪服を着用するのが一般的だったため、喪家と一般参列者を色で簡単に識別することができていました。しかし現代では喪家も一般参列者も同じ黒い喪服を着用しているため区別がつきにくく、喪章をつけて区別するようになったといわれています。
ちなみに正式な喪服(正喪服)を着用していれば、喪章を付けなくても問題はないという考え方がありますが、これは、正喪服がご遺族様のみが着用することのできる最も格式の高い喪服であるため、一般参列者と喪家の区別が明確になるという理由からです。

また、参列者が身内中心の家族葬の場合などには、そもそも一般参列者がいないことから、喪章をつけないことも多くなっています。

喪章の付け方

喪章は、「リボン型」と「腕章型」の2種類があり、腕章型は左腕に、リボン型は左胸の位置につけるのが一般的です。いずれも左側につけるのが定位置とされていますが、これは本尊から見て右側が上位に当たるという仏教の考えに由来しています。つまり仏壇に向かって左側が位が高いことになるため、左側に喪章をつけることで、故人様への最大限の弔意を表すことができるというわけです。

リボン型の喪章

リボン型の喪章は、白と黒、または黒一色が使われるなどデザインが豊富です。バラの花のようなデザインのものもあれば、安全ピンにリボンを装飾しただけのシンプルなものもあります。またつける位置は左胸の下の方になります。


リボン型の喪章

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腕章型の喪章

腕章型の喪章は、ポリエステルなどでできた10cm幅くらいの太くて黒い布製のものが一般的です。基本的に装飾はありませんが、場合によっては白く家紋が印刷されていることもあるようです。腕章型の喪章には、安全ピンでとめるタイプと、マジックテープでとめるタイプがありますが、喪服を傷めないためにもマジックテープでとめるタイプのものがおすすめです。またつける位置は、左腕の肘よりも上の部分になります。

■腕章型の喪章

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喪章をつけてもスーツは喪服にはならない

喪章は、弔意を表すためにつけられるものですが、喪章単体で弔意を表すことはできません。というのも、一部のマナー本などでビジネススーツやリクルートスーツに喪章をつければ喪服の代わりになるとする考え方が見受けられるのですが、それはまったくの間違いなので注意しましょう。 喪章は、喪家側が喪服につけるものであり、そもそも一般参列者がつけるものではありません。

喪章はどこで売ってる?

喪章を手に入れたいと思ったら、最も手軽で確実な方法は、葬儀社に依頼することです。葬儀社では1個100円〜などで販売していますので、まずは単価を確認してみるとよいでしょう。
それ以外には、仏具店で購入したり、ネット通販で取り寄せることも可能です。会社組織などであれば社葬をすることもあると思いますので、その時に備えて備品として大量に購入しておくのもよいかもしれません。またコストを抑えたいということであれば、自分たちで手作りする方法もあります。最もシンプルなリボン型であれば、安全ピンに黒いリボンを取り付けるだけなので簡単に作ることができます。

喪章のことや葬儀については葬儀社の事前相談を活用しよう

ご自身が喪主や遺族の立場で葬儀を執り行う場合、喪章をつけるかつけないか、あるいはつける人の範囲をどこまでにすべきかで迷われることがあると思います。そのような場合は、まずは葬儀社に相談してみましょう。葬儀社なら、これまでたくさんの葬儀に携わってきた経験から、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。また相談する際には、葬儀社の事前相談を活用するのがおすすめです。


家族葬のらくおう・セレモニーハウスなら葬儀にまつわるお電話での事前相談を24時間365日、無料で受け付けております。メールや対面でもご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。

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よくある質問

Q1.喪章とはなんですか?

喪章とは、葬儀の際に故人様への弔意を表すために、喪主やご遺族が腕や胸につける腕章やリボンのことで、喪家と一般参列者を見分ける目印としての役割も果たしています。腕章型とリボン型の2種類があり、デザインも様々です。しかし身内中心の家族葬の場合にはつけないこともあるなど、葬儀における喪章は必須アイテムというわけではありません。また、つける際にはマナーを守って正しく着用する必要があります。

Q2.お葬式で黒い腕章は必要ですか?

お葬式で見かける黒い腕章は、喪章(もしょう)といい、主に喪家側が故人様への弔意を表すためにつけるものです。一般的には故人様からみて4親等までのご親族がつけることが多いですが、喪章をつけるかどうか、あるいは喪章をつける人の範囲について明確なルールはなく、喪主やご遺族様の判断に委ねられていることが多いです。もしこれから葬儀を執り行うご予定があり、喪章をつけるべきか迷った場合は、葬儀社に相談してみましょう。

Q3.黒い腕章はどこで売ってますか?

葬儀などで見かける黒い腕章を手にいれる方法としては、「葬儀社に依頼する」「仏具店で購入する」「ネット通販で購入する」などの方法があります。なかでも、葬儀社に依頼する方法が最も手軽で確実です。葬儀で黒い腕章をつける場合は、まずは葬儀社に費用を確認してみましょう。

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