【無宗教葬儀とは?】マナーや流れ、注意点や費用相場などを解説します。

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お葬式のマナー

公開日: 【無宗教葬儀とは?】マナーや流れ、注意点や費用相場などを解説します。

【無宗教葬儀とは?】マナーや流れ、注意点や費用相場などを解説します。

【無宗教葬儀とは?】マナーや流れ、注意点や費用相場などを解説します。

家族葬のらくおう・セレモニーハウスの葬祭ディレクターの柴田です。

日本で特定の宗教を信仰している方は少ないと思いますが、こと葬儀となると「仏式」が一般的です。仏式とは仏教に由来し、お経を読み、焼香をあげ、戒名を授けてもらうという一連の流れがあります。

そんな中、昨今じわじわと需要を高めているのが「無宗教葬儀」です。今回は無宗教葬儀とはどんな葬儀なのか、費用や流れ、マナー、注意点などを見ていきたいと思います。

無宗教葬儀とは

宗教に縛られない葬儀のことを無宗教葬儀といいます。特に決められた儀礼がないため、故人様らしい、自由な葬儀を執り行うことができます。その自由度の高さから、別名「自由葬」といわれることもあるようです。例えば音楽の好きな故人様であれば「音学葬で送りだそう」など、形式に囚われないご葬儀を行うことができるのが無宗教葬儀の魅力の一つです。

無宗教葬儀の流れ

前述の通り、無宗教葬儀には定まった儀式がないため、式の流れも自由に決めることができます。とはいえ、ゼロから会を作り上げるとなるとそれはそれで大変な労力がかかるため、多くは、日本人に馴染みのある仏式葬儀から宗教的要素を差し引いたスタイルで執り行う方が多いようです。ここではより一般的な無宗教葬儀の流れをご紹介したいと思います。

無宗教葬儀の一例

①受付

開式の30分〜1時間前に受付開始します。

②入場

ご家族様・ご親族様・参列者様の順番で入場します。

③開会の辞

このタイミングで「無宗教」で執り行うことを説明するのが一般的です。

④黙祷

読経の代わりに黙祷をします。

⑤献奏

故人様の好きだった音楽を流したり、生演奏をしたりします。

⑥弔辞・弔電の奉読

届いた弔電などを読み上げます。

⑦感謝の言葉

ご家族様代表によるご挨拶を行います。

⑧献花

焼香の代わりに献花を行います。

⑨閉式の辞

全員で故人様とお別れをした後、司会者が閉式のご挨拶をします。

⑩出棺

火葬場へと向かいます。

⑪会食

仏式でいう「通夜振る舞い」や「精進落とし」同様に、食事をご用意して参列者のおもてなしをします。

無宗教葬儀の費用相場

無宗教葬儀は、僧侶やお寺にお渡しするお布施や、戒名にかかる費用が必要ない分、仏式葬儀に比べて安く抑えることができます。ただし、それ以外の式場利用料や葬儀社に支払う金額は無宗教だからといって変わることはありませんので、あくまでも抑えることができるのは宗教者へ支払う金額のみになります。また、オリジナルの演出を取り入れたい場合は、その分費用がかさむことも考えられます。どんな葬儀にしたいかにもよりますが、費用相場としては100万〜200万円となっています。

無宗教葬儀で行う献花とは

仏式の焼香の代わりに、無宗教の場合は献花を行います。花は葬儀社が用意してくれる白いカーネーションや菊などが一般的ですが、故人様のお好きな花にする方もいらっしゃいます。また花だけでなく、故人様の趣味にちなんだものを献げるという方もいらっしゃるようです。せっかく自由度の高い無宗教葬儀なのですから、葬儀社と相談してみるのもよいかもしれませんね。

献花のやり方
献花には馴染みのない方もいらっしゃると思うので、簡単なやり方をお伝えしておきます。右手と左手のむきが異なることと、献花する際に回転させる方向に注意しておけば大丈夫です。

①花を受け取る

右手側に花が来るように担当者が渡してくれるので、右手は花のすぐ近くの部分を下から支え、左手は根本の部分を上から掴むように持ちます。

②ご家族様に対し一礼し、献花代へ進む

③祭壇に向かって一礼し、献花をする

この時、時計回りに90度花を回転させ、お花部分が自分の側に来るようにして献花台におきます。

④祭壇に向かって黙祷・一礼する

⑤ご遺族様に一礼し自責へ下がる

無宗教葬儀のお香典

無宗教葬儀でも基本的にお香典は必要です。「家族葬のため事前にお香典はお断りします」などの事前アナウンスがない限りは、無地の白い封筒または不祝儀袋に入れて持参しましょう。

無宗教葬儀のメリット・デメリット

次に無宗教葬儀のメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。自由度が高く費用面もある程度抑えらることができる無宗教葬儀ですが、仏式ほど一般的ではないため、親族や関係者からの反対を受けたり、菩提寺とのやりとりも重要になってくるようです。

メリット

・故人様の意思を反映した自由な葬儀ができる
・宗教者へ支払う費用(お布施代・戒名代・法名代)を抑えられる
・菩提寺やお墓がなくても葬儀をあげることができる


デメリット

・自由な分、内容を凝りすぎるとかえって大変になる場合がある
・親族などの理解を得るのに苦労する場合がある
・菩提寺とのトラブルにつながるケースがある

無宗教葬儀の注意点

シンプルなご葬儀だからこそ、直葬には一般葬とは異なるマナーもあります。こらから直葬を執り行なおうと思っている方は、以下の点に気をつけましょう。

菩提寺へ事前の確認がトラブル防止に

デメリットで述べたように、菩提寺がある場合その宗派の教えに則った葬儀でないことが原因で、場合によってはお墓に納骨できないということにもなりかねます。無宗教葬儀と決めたら、まずは事前に菩提寺へ確認をしてみましょう。また、菩提寺がない場合の納骨先については、特定の宗教・宗派に関係なく受け入れてくれる墓地を探しておくと良いです。



無宗教葬儀に理解ある葬儀社を選ぼう

葬儀社の中には、無宗教葬儀に慣れていない葬儀社もあり、無宗教葬儀=ご遺族様が全てを取り仕切るものと勘違いしているケースも見受けられます。オリジナリティのある無宗教葬儀であればあるほど、葬儀社との連携・コミュニケーションが大切になります。コミュニケーションのしやすさや担当者との相性なども重要になってくるので、まずは複数の業者に問い合わせをしてみると良いと思います。

無宗教葬儀を検討中の方はぜひ、家族葬のらくおうセレモニーハウスへお問い合わせください。
0120-40-8343

らくおうセレモニーハウスでは無宗教葬儀の家族葬も承っております。
家族葬の詳細はこちらをご覧ください。

葬祭ディレクター柴田伸

葬祭ディレクター 柴田 伸

葬祭ディレクター 柴田 伸

一つとして同じご葬儀はありません。大切な方へのご家族様の想いを「カタチ」にして届けられるよう、お手伝いするのが私の使命で…

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